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サプリメントの付き合い方


みなさんこんにちは。

明石のパーソナルトレーニングジムTremの大元です。

今日はサプリメントとの付き合い方についてお話ししようと思います。


みなさんは日常的にサプリメントはとっていますか?

Tremに継続的に来ていただいているお客様は、ご自身の身体への意識が高いこともあり、サプリメントについての質問をされることがよくあります。

その中でも見た目を変えるボディメイクのトレーニングをされている方は特に多い印象です。


そもそもサプリメントは取るべきなのか?

自分にとって必要なのか?

何を取るべきか?


など、考えることが多すぎて困っている方がほとんどです。

何を摂ればいいのか、は人それぞれ違ってくるので限定することが難しいので、今回はざっくり「サプリメント」についての理解を深めていただければと思います。



サプリメントとは


厚生労働省によると、実際にはサプリメントという言葉には行政的な定義がないそうです。

一般的には「特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品」のことをサプリメントと考えられています。


そんなサプリメントは、「健康補助食品」とも言われており、普段の食生活で不足しやすい栄養素を補うもののことを言います。

語源となったとされる「supplement」を英語で書くと、


サプリ=supply

メント=ment


「補うもの」であることがわかります。


そのため、あくまでサプリメントは補助食品。普段からバランスの取れた食生活を心がけて、足りない栄養素を補うときに使うことが大切と言えます。




サプリメント摂る目的


それでは、みなさんのサプリメントを摂る目的は何でしょう?

代表的なものが


・健康維持

・疲労回復

・ダイエット

・増量/減量

・免疫力向上


ではないでしょうか?

目的は人それぞれで、日本人の約3割はサプリメントを日常的に摂取しているというデータもでています。

さらに、過去に一度でもサプリメントを取ったことがあるという方は8割にも及ぶという調査結果も報告されていました。

これを聞くと、サプリメントの存在はかなり身近にあるとことがよくわかりますね。



メリットとデメリット


それでは本題に入ります。



「サプリメントはとった方がいいのか?」




難しい質問ですね。。。




「個人によるし、タイミングによる」


これが答えじゃないでしょうか😅


「それじゃあ何を基準に決めたらいいの?」

そんな声が聞こえてきます。


メリットとデメリットを理解しておくことでサプリメント摂取を決める判断材料になると思うので下に示したいと思います。




メリット

・特定成分の摂取ができる

・利便性が高い

・コスパが良い

・タイミング



◎特定成分を摂取できる

必要な栄養素をピンポイントで補うことができ、余分な成分摂取を抑えることができるのでバランスを整えるのに適しています。



◎利便性

食事を作るのに比べ、手軽に手間をかけることなく栄養素を摂ることができます。



◎コスパが良い

必要な栄養素を全て食材から摂ろうと思うとかなりのコストがかかります。食事の一部をサプリメントに代替することでコストを抑えることができます。



タイミング

サプリメントは基本的に錠剤やカプセル、パウダー状のものが多いため、食事よりも吸収が速くなります。

運動後など、素早い栄養補給が求められる場面では大変適しているといえます。




デメリット

・過剰摂取による健康被害

・薬との飲み合わせ

・禁止薬物の混入の危険性(うっかりドーピング)



◎過剰摂取

栄養素の中には摂りすぎると身体に悪影響をもたらすものもあります。

栄養への意識が高まるにつれ、あれもこれも必要だという認識になってしまい、ついつい摂りすぎてしまう傾向がよくみられます。

例えば筋肉をつけるために必要なビタミンDであれば、摂りすぎることで高カルシウム血症や軟組織の石灰化を引き起こします。

それぞれの栄養素の規定量はネット調べるとすぐに出てくるので今一度見直すことをオススメします。



◎薬との飲み合わせ

食品と薬やサプリメントを併用することは、1+1=2と単純な足し算になるだけでなく、お互いに影響しあって効果が増減します。

病院で薬を処方された時には

「食前、食後、〇〇時間空けて〜」と指定されるように、サプリメントも同様に効果を出すためには飲み合わせとタイミングは重要になります。

薬を服用している方は、医師や薬剤師にサプリメントの使用を伝え、指示をいただくといいと思います。



◎禁止薬物混入の危険

これは特にアスリートは注意が必要です。

サプリメントは医薬品ではないため、含まれている成分が全て記載されているわけではありません。

また、サプリメントを作る工場では、複数の製品を取り扱うことがほとんどのため、製造過程において禁止薬物が混入している可能性も潜んでいます。

理由が何であれ、スポーツの場において禁止薬物が検出されるとドーピング違反となり、成績や資格の取消しになってしまいます。

自分を守るためにも、フェアな勝負をする上でも、身体に取り入れるものには細心の注意が必要です。




私のサプリメンテーション


私もボディビルのコンテストに出場しているため、サプリメントは摂取しています。

しかし、"できるだけサプリに頼らない。可能な限り固形食にする"というマイルールを設けています。


例えば、意外かもしれませんが、減量中はプロテインは飲みません。

プロテインはタンパク質が手軽に摂れて非常に便利なサプリですが、食事で必要なカロリー・タンパク質が足りているのに摂ってしまうのは余剰カロリーを生み出してしまうからです。

それに、固形食をとることで唾液を分泌し、免疫を高めることや、食事誘発性熱産生と呼ばれるカロリー消費も生み出せることから固形食のメリットの方が上回っています。

反対に、筋肉の合成を助けたり、体調を整えるために必要なビタミン類はサプリメントに頼ります。

野菜で摂ろうと思うとかなりの食費がかかることが正直なところです😅

それにビタミンの必要量を補うとなるとかなりの量を食べないといけません。

そんな胃のキャパは持ち合わせていないので、これもサプリに頼る理由の一つです(笑)


これらは私自身の一例に過ぎませんが、サプリメントと上手く付き合うようになったことで、以前より体調管理が上手くいったり、トレーニングのパフォーマンスが上がったりと効果を実感しています。


サプリメントを摂取することを"良い悪い"とどちらかに決めつけてしまうのではなく、摂取することのメリットとデメリットを理解して今の自分にはそもそも必要なのか、何が足りてないのかを判断できるようになると今よりも良い身体を作っていけると思います。

みなさんもサプリメントとの付き合い方を今一度見直してみてください。



普段から使用しているサプリ
サプリメントは自分に合った使い方をしよう


 

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