こんにちは!明石店トレーナーの中原です。
私は、10月20日に行われた暫定ビキニプロが発行されるANNBBF全日本選手権に出場しました。私が持つ目標は世界で活躍してトップになり、ANNBBFを世界に広め、ドーピングのないボディメイク業界が当たり前になるように貢献していくことです。
しかし今回は4位となりました。もちろんこの結果は当たり前で、自分でも課題を見つけています。その課題がはっきり見えたのは、ステージ上と控え室、試合後でした。
人それぞれ大会に対する思いや目標はあると思います。
大会に出場をして楽しみたい人、優勝してプロを取りたい人、優勝してプロ戦で世界1位を目指す人、結果を残してご自身の目標にしていることにつなげたい人それぞれです。
しかし、今回の大会を経て、思うことは本当に勝ちに行く人、勝つ人は一言で表すのであれば楽しさはないということ。
2週間前に私が書かせて頂いたブログの中にも、華やかで綺麗なビキニの裏側を少し紹介していますが、裏側は決して華やかではないということをステージ上や控え室、ステージ後にも表情やオーラで感じていました。
それを今、Trem明石店で働きながら代表の井上と今回のANNBBFの大会で初代ビキニプロとなったTrem明石店店長の二星からお話をする中で学び、大会の時に感じたことと結びつけて考えています。
◻︎Trem代表井上がよく言う勝負に勝つ人
代表や二星と話す中で箇条書きするほど軽い話ではないなと思いますが、見やすいようにまとめました。
常に試合当日、決戦に行って敗北したら死んでしまう覚悟で過ごしている。
身の回りの環境や物事を全て競技に結びつけて考える
楽しさはない
恐怖が誰よりも強い
やるべき作戦を明確にし1つのことにフォーカスする
周りとは全く違う捉え方をしている
真の動機がある
普段からこのような会話をきいています。
その2人の会話を聞きながら、私自身と結びつけたり今回で大会で感じたことと置き換えて考えています。そのことを毎日毎日頭と心の中に置いてトレーニング中やボディメイクを考える時間、アスリートについて考える時間は割合を多く考えて、トレーナーとして働く時はビキニ選手として頭の割合を調整して、その中で学んだことをお客様にどう伝えて、生活の中で感じて頂けるか考えてます。
◻︎ANNBBF全日本大会で感じたこと
今回は、私自身の結果は4位でした。この結果に対して思うことは、そうだろうなという順位なので納得しています。ステージ上では今回優勝してプロになった二星と2位の選手の隣に並んで評価を受ける場面が多くあり、そこで感じたことが心にすごく刺さっています。
それは、一言で表すのであれば、『オーラ』です。特に二星のオーラがまさに社長が言う決戦に出て絶対に勝つ、負けると死ぬと言う、腹を括った人の立ち姿と振る舞い、目つきでした。怖いということではなく、文にすると伝えるのは難しいですが、勝つ人のぶれていない人の『オーラ』でした。そこに戦おうとする2位になった選手の強い気持ちも隣で感じていました。その2人と並んで、私自身横に並んだ時は正直言うと来シーズンこの位置になるためにはこれまでとは違う想像できないほどの困難にぶつかって、それと向き合っていかないといけないと思うと怖さが襲って、今シーズンが終わったこの瞬間からが来シーズンに向けてスタートしているので、次の大会に向けて気持ちを作らないといけないなと考えていました。
ステージ裏では、常に相手を見たり感じたりして、できることを見つけ、最後まで作戦を考えていたり、ステージをイメージしながら何度も何度もポージングの練習をして最後の出番まで気持ちを作っていました。一番印象にあるのは出番が全て終わってからのステージ裏です。優勝して喜ぶ、優勝して泣くそれは全くありませんでした。二星と大会後お話をしていて、その時の目はすでに次を考えていたり、団体について考えているんだろうなという目をしていました。きっとそれは真の動機がはっきりしていて、尚且つ現状を把握し何を今する必要がるのかを明確にしているからなのかなと思います。
◻︎まとめ
勝負に勝つ人は試合中だけでなく置かれる全ての環境の中で勝つためには何が必要なのか、置かれる環境や物事を常に結びつけて考えているのだなと思います。それもきっと今の私には到底想像のつかないレベルでの捉え方で常に目標のことを考えて、行動しているのだろうなと思っています。これはあくまでも、社長からの話と二星を少しだけですが近くで見ていたり話を聞いたりした限りですが、二星は全ての状況の中で自分自身と戦っていたなと感じています。プロになる、トップに行く、これまでとは違う世界に行くとなると身の回りのものを手放す覚悟も必要で、それがどれだけ覚悟の必要なことなのかまだ私には経験もないので想像もつきませんがいつかぶつかる壁なのかなと思っています。
それだけ自分と本当の意味で向き合うと言うのは難しくてさらには弱さが見えた時受け入れることも必要となると苦しさは山ほどあるなと思います。
それを乗り越えた時、自分のやりたいことができて過去を振り返った時に初めて楽しんでいるんだなと実感するのかなと井上社長含め、Tremの先輩スタッフを見て思います。
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